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小林よしのり
2018.8.12 08:35日々の出来事

完成しないから人生に意味がある

泉美木蘭さんのネトウヨ分析が面白い。
「ネトウヨたる者、詳しく考えたら負け」というのは、
オウム信者もそうなんだろうし、分限をわきまえずに
邁進するフェミニズム運動の連中もそうなんだろう。

思考停止した方が楽で、楽しい。
思想し続けることは常に自分を疑い続ける態度だから、
承認願望が充たされない。

完成しない自分を受容できない人が多すぎる。
わしなどは、完成しないから自分の生に意味があると
考える。
むしろ完成することを恐れるくらいなのだが。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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